あれこれ迷いながら二部式作り帯
2018年 03月 25日
この週末は日中ストーブを消すほどあたたかく、近所の雪もだいぶんとけました。ジロもずい分活発になり、意味もなく外出をせがむようになっています。暇なので、オファーがあれば散歩に出ます。
胴帯(180㎝)を二重に畳んで、1回巻きすればOK帯に改良してそれなりに慣れてきたんですが、胴帯の紐を後ろから前に回して結んで、それを帯の下に隠すのが、非常に煩わしくなってきたのです。この「帯の下に紐を隠す」動作は手結びにはないものです。
それで、ワタクシはひらめきました。
紐を後ろで結んでしまえば、お太鼓に隠れるんだし、いいんじゃないか?
さっそく紐を短くして、紐の位置を少しずらした帯で試験的にやってみたのが、これなのです。見た目は変化なしです。
胴帯の紐を後ろでしばりますので、力が入らずちょっと体勢が厳しいです。 「改良したのにこりゃ、あかんわ!」
結局、前で結んで後ろに回しました。半幅帯も前で結んで回しているんだから、いいよね。後は普通にお太鼓を背負いました。
紐を隠す動作がないのは超楽ちんなので、さっそく明日から胴帯を改良します。
最近は、「一重太鼓の手結び」や「切らない作り帯」のWEBや動画を見てあれこれ考えています。
今さら手結びをしようとは思いませんが、「原理」や「本当のやり方」を知ると作り帯を背負う技術も向上するかな、と思いまして。
手結びの動画を見ていて感心するのは、あっという間にできちゃうことね。
私の場合、作り帯なのに3分では出来ない。5分でもどうかなぁ・・・結構汗だくで、ぐずぐずやっておりますので。
今日はピンクのポリ着物に青い帯です。帯は自作の二部式作り帯でございますが、胴帯を改良しました。
by tanu_log
| 2018-03-25 22:43
| 着物