史跡佐渡金山 ’16/09/10
2016年 09月 19日
薪能を堪能した翌日は、早くに宿を出て相川方面を目指しました。さすがに7時台は車が少なかったです。
江戸時代の採掘を再現した「宗太夫坑」には、たくさんの人形が展示されています。つるはしの金属音が響き、動く人形やしゃべる人形もあります。 そういうのは「ちゃっちぃ」とバカにしていたんですけれども、実際に見てみるとそういうことはなくて、とても分かりやすく、大人でも楽しめるものでした。 音も適度の大きさでよかったです。
ひげのおじさんが、「早く山から出たい。馴染みの女にも会いてぇ・・・」と、せつない心情を語ってくれます。一度語るとしばらく無口になるので、せっかくだからしゃべるまで待っていました。 ユーモラスに見えますけれども、実際は悲惨な労働環境だったんでしょう。坑内は10℃、ひんやりしていました。
金山の前に相川市街を見ようかと思ったらちょっと道に迷ってしまって、あちゃこちゃ動きまわっているうちに「北沢浮遊選鉱場跡」に出てしまいました。ま、ここも見ようと思っていたので、調度よかったです。
不思議な印象の廃墟です。いつまでも見ていたい気持ちにさせられます。
もっと眺めていたかったけれども、チャッチャと写真を撮って金山へ。
もっと眺めていたかったけれども、チャッチャと写真を撮って金山へ。
ここから金山に行くのも、ナビと相性が悪いのか迷いました。もっと地図を頭に叩き込んでおけばよかったです。
佐渡金山では、「道遊坑」と「宗太夫坑」の2コースを回りました。思っていた以上に楽しくて、適度に歩きますし、一級の観光施設だと思いました。再訪してもっとじっくり見たいと思いました。
by tanu_log
| 2016-09-19 21:25
| お気楽生活